「タロット占いを始めてみたけど、カードの意味を覚えるのが大変、、、」
タロット占い初心者の悩みとしてよくあることですね。
実際タロットカードのデッキは全部で78枚で構成されています。
そのカードの一枚一枚の意味を覚えるのは実に骨の折れる作業です。
ボクも始めたばかりの頃は躍起になって必死にカードの意味を覚えようと努力しました。
ですが、
タロット占いを行う際、カードの意味をすべて覚える必要は実はありませんでした。
大切なのは、
カードの象徴を完全に暗記しようとするのではなく、直感と感覚を大切にすること
ということに気づいたんです。
このことを念頭に置いてタロット占いを始めると、カードの意味を理解し自然な流れを掴むことができます。
そこで今回の記事では、カードを覚えなくても、リーディングを楽しみながら、そしてより理解を深められるようになる為に、ボクが実践してきたコツを紹介していきます。
この記事を最後まで読めば、あなたも必ずタロットカードを読めるようになります。
タロットの意味を覚えなくても読めるようになる5つのコツ
それでは早速ですが、タロットカードの意味を覚えなくてもいい理由を解説していきいます。
タロットの意味を覚えなくてもいいコツは次の5つ
- 解説書を活用する
- 直感を頼りにする
- 物語を語るように解釈する
- 質問に対してカード全体の流れを見る
- 個々の感覚を重視する
これら5つのことを基本にして、繰り返しタロット占いを行うことで、タロットカードの意味を覚えなくても、自然とカードが読めるようになります。
解説書を活用する
タロット占いの完全な初心者の場合、まず最初はデッキに付属しているガイドブック(小さいやつ)を活用してもいいでしょう。
ですが、なるべくならカードと同時に専門の解説書を別で購入することをボクはおすすめしています。
付属のガイドブックまたは解説書を用意したら、占う際に手元に置いておいて、カードを引いた際に解説を読んで「リーディングの補助」として活用します。
解説書を見ながらカードの意味を探ることで、全てを覚える必要がなくなり、自然に象徴やメッセージに慣れることができます。
以下は解説書の使い方や選び方の説明です
- 引いたカードを解説書で調べながら読む
- 自分専用のメモを作る
- リーディングを記録する
- 解説書選びのポイント
引いたカードを解説書で調べながら読む
タロットカードで占いをするたびに、引いたカードの解説書の該当ページを読み、自分の感じた印象と解説内容を比較すると効果的です。
この作業はカードの絵柄に慣れることと、象徴やメッセージを感じとる練習にもなります。
自分専用のメモを作る
解説書を使用する際に注意したいのは、
書かれている内容をそのまま覚える必要はない
ということです。
解説を読んだうえで、自分がピンときた部分や感じたことをメモに残しておくと、自分専用の「感覚的な解説書」が作れるので、メモを取るのはとてもおすすめ。
リーディングを記録する
先ほどのメモを取ることの延長線上に、リーディングを記録するというのも効果的です。
解説書を参考にしたリーディングの結果をノートに書き留めておいて、後から見返すことで、自分の解釈がどう成長したかを確認できます。
これにより、自然とカードへの理解がより深まりやすくなりますよ。
解説書選びのポイント
解説書を選ぶ際は次の点を注意しましょう。
- 自分が使っているデッキに対応しているか
- ウェイト版やマルセイユ版、トートタロットなど、タロットはデッキごとに特徴が異なるため、使用しているデッキに対応した解説書を選ぶのは必須条件になります。
- 初心者向けかどうか
- 初めての場合は、複雑な哲学や専門用語を使っていない、なるべく簡単な言葉で解説されているものを選ぶと安心できます。
- ビジュアル重視の構成
- カードのイラストを見ながら解説を理解できる本は、暗記する必要がなく直感的なリーディングがしやすいです。
- 実例が載っているか
- 実際のスプレッド(カード配置)やリーディングの例が載っている本は、とても参考になる上、実践的な練習に役立ちます。
解説書を活用しながらタロット占いをすれば、カードの意味を覚えなくてもタロット占いを楽しむことは十分可能です。
常に解説書を手元に置いておけば、初心者でも迷わずにリーディングができるし、自分なりの解釈力も少しずつ身につくので一石二鳥。
本とカードを睨めっこしながら、焦らず楽しみながら、自分とカードのつながりを深めていくと、よりタロット占いが楽しくなりますよ。
※参考記事【初心者におすすめ!】ライダー・ウェイト版対応タロット占い解説書3選
直感を頼りにする
タロットカードにはたくさんのシンボルが描かれている、言い換えれば絵の芸術です。
なのでそのカードを見たときの第一印象や直感に頼るのは非常に有効と言えます。
色合いや人物の表情、構図から何を感じるか?
それを基に、自分なりの解釈を行うことができる自由度の高さがあります。
なのでカードの意味を丸暗記するよりも、直感を頼りにすることで、自由でユニークなリーディングが可能となります。
直感を活用したタロット占いの方法やコツは次のとおり
- カードの絵をじっくり観察する
- 第一印象を大切にする
- 頭を空っぽにして集中する
- 質問に対する心の反応を観察する
- 解釈を深めるための自己対話
- 直感リーディングを深めるポイント
カードの絵柄をじっくり観察する
カードを引いたら、まず絵柄を見てどんな感覚や印象を受けるかに集中しましょう。
- 色合い: 暖色系ならポジティブなエネルギー、寒色系なら冷静さや内省など。
- 人物の表情やポーズ: 楽しそう、困っていそう、何かを伝えようとしている感じなど。
- 背景や小道具: 動物、植物、風景などがどんな意味を持つのか、感覚で捉える。
例えば、「女教皇」のカードを見て「静けさ」や「知識」を感じたら、その感覚をリーディングに取り入れてみる。
そうすれば解説書を見なくても、直感が重要なメッセージを教えてくれるようになってきます。
第一印象を大切にする
カードを引いたときの最初の感覚を無視せず、大切にしましょう。
解説書に頼り過ぎると、その第一印象がかき消されてしまうことがあります。
- 例えば、「塔」のカードを引いたときでも、必ずしも「破壊的な出来事」といった意味ではなく、「必要な変化」や「新しい始まり」と感じることもあります。
- 他人の解釈ではなく、自分自身が感じた意味を信じることがとても重要なポイントです。
頭を空っぽにして集中する
タロットをリーディングする前に、深呼吸や瞑想をして心を落ち着け、直感が働きやすい状態を作るのもいいでしょう。
心がリラックスしているほど、カードのメッセージがクリアに感じられるようになります。
なので、なるべく静かで集中ができる場所で占うのも、重要なポイントです。
質問に対する心の反応を観察する
カードを引くときに、その質問に対して自分がどのように感じているか?
というのを意識して見ましょう。
「質問に関連した感情や体の感覚を意識」することで、カードのメッセージがより具体的に感じられることが多々あります。
カードと一体感を持つことで、よりリアルなリーディングをすることができるようになります。
解釈を深めるための自己対話
カードに描かれたシンボルに対して、問いかける形でリーディングをするのも効果があります。
- 「なぜこの人物はここに立っているのだろう?」
- 「この光はどこから来ているのだろう?」
- 「なぜ背景はこの色なんだろう?」
などといった、カードの絵に対する自然に浮かんだ疑問や、それに対する答えを自分なりに解釈をすると、突然閃いたようにメッセージとして受け取れるときがきます。
なので常日頃から自己対話の訓練をしておくと、カードのリーディングに非常に役に立ちますよ。
直感リーディングを深めるポイント
直感を利用したリーディングを深めるポイントは次のとおり
- 実践を重ねる: 多くのスプレッドを試し、リーディングを繰り返すことで、自分の感覚が研ぎ澄まされます。
- 自分を信じる: タロット占いは、カードを通じて潜在意識と対話する行為。なので自分の感覚を信じて進めることが、直感力を高める鍵となります。
直感を頼りにカードを読むことは、カードが伝えようとしているメッセージを自由に受け取れますし、自然体で深いリーディングが可能になるので、ぜひマスターしたい部分です。
物語を語るように解釈する
物語を語るように解釈する方法も、カードの意味を覚えなくていいリーディングにとても効果的です。
各カードを見て、「自分の中でそのカードがどんな状況を語っているのか?」
というのを想像してみましょう。
あなたの想像力を膨らませることで、カードの細かい意味を丸暗記する必要がなく、直感やカードの絵柄から自然にメッセージを引き出せるので、初心者でもすぐに取り入れることができます。
以下に、物語を語るように解釈する具体的なステップとコツをまとめました。
- カードの絵柄を観察する
- カードを登場人物として捉える
- カードの配置をストーリーの展開と捉える
- 感情やテーマに注目する
- 物語の語り手として質問者に寄り添う
- 絵柄から「もしこうだったら」と想像を広げる
- ルールにとらわれない
カードの絵柄を観察する
タロットカードの絵の中には、キャラクターの動きや風景、色彩、シンボルなどがあり、その絵柄からたくさんの情報を見つけることができます。
リーディングの際には、カード全体をじっくりと観察して、「この絵が何を伝えようとしているのか?」ということをまずは考えます。
例えば、
といったような、細かい部分に焦点を当ててカードを見ると、いろんな感情が浮かんでくるので、それらをつなぎ合わせて物語にしていくといいでしょう。
例えば、「愚者」のカードでは、若者が断崖の上で自由に歩んでいますよね?
これを見て「新しい旅が始まる」「リスクに気づいていないが希望に満ちている」など、絵から受ける印象をそのまま言葉にしてみるといいです。
カードを登場人物として捉える
カードに描かれた人物やシンボルを「物語の登場人物」と考えることで、自然と流れを作り出すことができます。
カードが複数枚の場合、それぞれのカードのキャラクターがどのように関わり合っているかというのを想像してみるといいでしょう。
例えば戦車のカードの場合
- 「戦車」のカードでは、戦士が力強く進んでいます。この戦士が何に向かっているのかを考え、その先にあるカードと関連づけます。
- 「女帝」のカードが続く場合、「努力の結果、豊かさや愛情を手にする旅」といった物語が描けます。
カードの配置をストーリーの展開と捉える
スプレッド(カードの配置)がある場合、カードの順番や位置をストーリーの展開と考えましょう。
たとえば、3枚引きの場合:
- 過去:物語の始まり
- 現在:主人公が直面している課題や状況
- 未来:物語の結末や次の展開
といった感じに考察をすると自然と物語が浮かんできます。
具体例としては、
「この恋愛の今後はどうなる?」といった質問に対して
- 過去(節制):調和の取れた関係が築かれてきた。
- 現在(悪魔):執着や束縛が関係に影響を及ぼしている。
- 未来(星):希望の光が差し込み、前向きな解決が見える。
このように、カードを物語の展開に見立てると、自然な流れでリーディングができます。
4. 感情やテーマに注目する
カードから感じ取れる感情やテーマにフォーカスすると、具体的な解釈がしやすくなります。
例えば、「塔」のカードが出た場合、「破壊」や「衝撃的な出来事」という要素を見ながら、これがどんな変化を意味するのかをストーリーに織り込んでみます。
- 「塔」が現在を示しているなら、「予期せぬ出来事がすでに起きているかもしれない」と解釈。
- その後に「星」のカードが出た場合、「破壊の後に希望が見える」と結論づけられる。
このようにカード同士の関連付けをするのもとても有効となります。
物語の語り手として質問者に寄り添う
タロットリーディングを物語として伝えるとき、質問者(自分自身の場合も含む)がその物語の主人公であることを意識してみるのもありです。
例えば
- どんな挑戦が目の前にあるのか?
- どのような選択肢や道が見えてくるのか?
カードを通して語られる物語が、質問者の状況や感情にリンクするよう意識すると、リーディングがより共感的で意味のあるものになります。
絵柄から「もしこうだったら」と想像を広げる
タロットカードは固定された意味だけでなく、無限の解釈が可能な特別なツールです。
カードを見ながら「もしこのキャラクターが◯◯したら?」という想像力を働かせて、自由に解釈を広げてみると、よりリーディングの幅が広がります。
例えば「月」のカードが出た場合
- 夜の風景で月が照らしている
- 登場する犬と狼、または道の先に注目して、「迷いながらも道を探している」「本能と理性の間で揺れている」といった物語を描けます。
このように、解説書などに載っている固定された意味だけでなく、自分がカードを見たときにどう感じたのか?
これを強く意識するといいでしょう。
ルールにとらわれない
覚えないスタイルでは、既存の解釈ルールに縛られる必要はないです。
「正位置は良い意味」「逆位置は悪い意味」
といった固定観念を外して、自分がそのカードから感じ取ったことを素直に伝えるのが重要です。
物語を語るようにタロットを読むことで、カードの意味をそのまま覚える必要がなくなり、自由で直感的なリーディングが可能になります。
カードが描くビジュアルやシンボルから物語を紡ぎ、それを質問者に寄り添った形で伝える。
こういったスタンスでカードを向き合うと、自然で的確なメッセージが導き出せるようになります。
質問に対してカード全体の流れを見る
カードを複数枚引いた場合、それぞれを独立して解釈するのではなく、全体のストーリーや関連性を見ます。
カード同士の関係性を考えながら、
- 「どのように影響し合っているか」
- 「どんな流れが見えるか」
ということにに注目してみましょう。
タロット占いでカードの意味を覚えずに質問に対して全体の流れを読む方法は、
カード同士の関係性やエネルギーのつながりに注目し、物語を組み立てるように解釈することです。
この方法は、カード個別の詳細な意味を知らなくても、直感を活用してリーディングできるので、初心者の人こそ活用してみて下さい。
質問に対してカード全体の流れを見るコツ
質問に対してカード全体の流れを見るコツは、次のようなものがあります。
- スプレッドのテーマを理解する
- カードのビジュアルに注目する
- カード同士の関連性を探る
- エネルギーの流れを意識する
- キーワードを組み合わせる
- 質問との関連性を重視する
- カードの配置位置を無視しすぎない
1. スプレッド(カード配置)のテーマを理解する
スプレッドごとに位置の意味(3枚引きなら:過去、現在、未来など)をしっかりと理解しましょう。
そしてカードを引いた後、それぞれの位置が象徴するテーマを基に、全体の流れを見ていきます。
スプレッドの配置通りに順番にカードを読み解くことで、自然とストーリーが浮かびます。
2. カードのビジュアルに注目する
視覚的な情報を頼りに、カードの絵柄からどのような状況や感情が描かれているかを感じ取ります。
色の明暗や、人物の動き、背景の象徴などがストーリーのヒントになります。
例えば、
- 「太陽」の明るさは希望や喜びを
- 「塔」の崩壊は変化や危機を表す可能性が
このようにカードの絵柄の印象を大切にするとカードの意味を理解しなくとも読めるようになります。
3. カード同士の関連性を探る
複数のカードを引いた場合、それぞれのカードがどのようにつながり合っているかを考えます。
これにより、カード同士がどんな物語を語ろうとしているかを読み解きます。
先に解説したとおり、カード同士の関連性を物語のように結びつけることで、カードの意味を覚えなくても自分なりのリーディングができるようになります。
4. エネルギーの流れを意識する
各カードが持つエネルギーが、「スプレッド全体を通じてどう変化しているか?」についても注目して見ましょう。
明るいカードから暗いカードへ移行しているなら、困難な局面へ進む兆しが見え、逆なら状況が改善していくと解釈することができます。
5. キーワードを組み合わせる
カードごとのキーワードを覚えていなくても、解説書やガイドを活用して簡単なキーワードを参考にし、それをつなげてストーリーを作ることができます。
例えば、
- 「死神」は終わりと再生
- 「星」は希望と癒し
- → 「何かが終わるけど、その後には希望が見える」
という流れを作ることができます。
6. 質問との関連性を重視する
質問のテーマに沿って、「カードが何を伝えようとしているのか?」をしっかりと考えましょう。
リーディングの中心に質問を据えることで、カード全体の流れが明確になります。
例えば恋愛の質問の場合
「恋人」のカードが「節制」と「悪魔」に挟まれているなら、バランスを取る努力が必要だが、誘惑や依存には要注意
といった読み方ができます。
7. カードの配置位置を無視しすぎない
カードの流れを読む場合は、カードの配置位置を無視しすぎないことも重要です。
カード全体の物語に集中することは大切ですが、スプレッドの各位置が持つ基本的な意味(過去、現在、未来など)を少し意識することで、より具体的な解釈が可能になります
カード同士のつながりを大切にすれば、自然とカードからいろんなことを見つけることが出来るようになります。
カード全体の流れを見る効果
カード全体の流れを見るようにリーディングを行うことで、カードの意味を覚える必要がなくなります。
全体の絵柄やエネルギーの流れを直感的に捉えること、それによって質問に対する答えを導き出すことができます。
解説書を補助的に使いながら、カードが伝える物語を楽しむ感覚でリーディングを行うと、自然な流れで占いができるようになり、より楽しめるでしょう。
個々の感覚を重視する
タロット占いでは、カードの意味を覚えようとするよりも、自分の直感や感覚を大切にすることで、より自然で深いリーディングが可能です。
タロットカードは象徴の集まりです。
そのためカードからのメッセージを読み解く力は、個々の感覚やインスピレーションに強く依存しています。
以下に、「個々の感覚を重視する」リーディングのコツをまとめました。
- 絵柄を自由に解釈する
- 感情に基づいて解釈する
- 第一印象を尊重する
- カード同士の「流れ」を見る
- 固定観念を捨てる
- リーディングを記録して振り返る
- 感覚を磨くための練習方法
絵柄を自由に解釈する
まずはカードの絵柄をじっくりと観察すること。
そしてそこから、各カードの絵柄に描かれたシンボル、色、配置に注目します。
たとえば、「愚者」のカードに描かれた犬は「忠告」や「予期せぬ助け」とも捉えられますが、感覚によっては「無邪気なエネルギー」と見ることもできます。
あなたがその瞬間に感じた印象を大事にしましょう。
感情に基づいて解釈する
まず最初にカードを見たときに感じる「ポジティブ」「ネガティブ」「静か」「激しい」といった感情を大切にしましょう。
それをベースとしてカードの解釈を始めると、自然とカードの意味が自分の中へと入ってきてリンクすることができます。
例えば、「塔」のカードを見て「怖い」と感じた場合には、それは破壊や予期せぬ変化を暗示しているかもしれません。
一方では、今の現状からの「解放」と捉えることもできます。
リーディングをより深くするためには、自分の感情に素直になることはとても重要となります。
第一印象を尊重する
カードをめくったときに最初に浮かんだ言葉やイメージが、占いの重要なメッセージになります。
解説書に頼りすぎず、その瞬間の感覚を信じてください。
カードを見た瞬間の直感はとても重要な意味を持っています。
また無理に答えを引き出そうと考えるのも良くありません
無理に正解を探そうとせずに、カードをリラックスした状態で眺めているうちに、自然と「これだ」と思える解釈が浮かぶことも多いものです。
固定観念を捨てる
タロットカードの解釈に正解はありません。
解説書に書かれている内容にとらわれすぎず、自分がどう感じるかを大切にしましょう。
たとえば、「死神」のカードを見て「終わり」ではなく「再生の準備」と感じるなら、それがその時のメッセージです。
また同じカードでも、その日の状況や相談内容、引いた人の状態によってメッセージは変わることがあります。
常に新鮮な気持ちでカードと向き合うことを心がけましょう。
リーディングを記録して振り返る
自分なりの解釈をしたらそれをノートに記録しておきましょう。
そしてそれを後から振り返ることで、「自分オリジナルの解釈方法が確立」されていきます。
また記録を続けていくことによって、「あのときはああ感じたけど、今はこう感じる」、そういった過去と現在との自分のカードに対する感覚の違いを知ることもできます。
そういった体験が増えることによって、自分とカードとのつながりがより強めることができ、そしてそれよってあなた独自のリーディングを身につけることが可能となります。
感覚を磨くための練習方法
カードに対する感覚を磨くための練習方法には次のような方法があります
- デイリーカードを引く
- テーマを考えずにカードを眺める
毎日1枚カードを引き、そのカードが1日をどう象徴しているかを感じてみること。
またその日の終わりに、その日の出来事と照らし合わせることで、感覚を磨くことができます。
もう一つは、特に質問やテーマを設定せず、純粋にカードの絵柄を観察して自由に感想を思い浮かべてみる方法。
これを繰り返すことで、象徴への感覚が深まります。
カードを覚えなくてもいい理由まとめ
タロット占いは、カードの意味を覚えることに集中するより、自分の感覚や直感を信じてリーディングすることで、本来の魅力を楽しむことができます。
タロットは答えを決めるツールではなく、自分自身や相談者との対話を深めるためのきっかけです。
覚えようとせず、感覚を活かして自由な視点でカードに向き合うことがタロット占いを長続きさせる秘訣です。
タロットカードは一つの「ツール」に過ぎません。
リーディングの鍵は「カードに自分がどう反応するか?」、また「どのようにメッセージを解釈するか
?」ということろにあります。
上手にタロットカードと付き合いながら、少しずつ経験を積むことで、自然にカードの意味が理解できるようになります。
なのであまりカードの意味を覚えることにとらわれず、楽しみながらリーディングを続けていきましょう。
この度は最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事が少しで何かの参考になれば嬉しいです。
それではまた。
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